ロゴ入りマグカップのプリント方法や素材別の特徴や印刷方法を比較!

ノベルティにマグカップを選ぶメリット

ノベルティの定番とも言えるマグカップ。実用性がありつつコンパクトで配布しやすいことから、販促物や記念品として人気が高いアイテムです。また、ノベルティにマグカップを選ぶと下記のようなメリットがあります。

  • 年齢・性別を問わない
  • サイズ展開が不要
  • 日常的に目に触れる

年齢・性別を問わず使えてサイズ展開もないため、制作コストを抑えて気軽に配布できます。また、自宅やオフィスでマイカップとして使ってもらうことで、毎日自然な形でロゴが目に触れるため、ブランドが身近に感じてもらえるでしょう。

マグカップのロゴ入れ方法

マグカップの印刷には複数の方法があります。印刷手法ごとに特徴や注意点が異なるため、ロゴマークやデザインを入れる際には目指す仕上がりに応じて適切な手法を選びましょう。

1昇華転写印刷

転写シートにデザインをプリントし、マグカップに巻きつけて高温でプレスすることで定着させる技法。一色印刷はもちろん、フルカラー印刷にも対応するため、ロゴマークのほか写真のプリントも可能です。

特徴

  • マグカップへの印刷手法としてはもっとも一般的
  • 1色印刷やフルカラー印刷に対応する
  • プリント面が広く、持ち手を除いたカップ全面に印刷できる
  • 製版が不要なので、小ロットから気軽にプリントできる

注意点

  • 白は印刷できないため、白部分はカップ本体の色が出る
  • 熱で圧着することから、細かい線がにじみやすい
  • CMYKインクの混色印刷なのでゴールドやシルバー、蛍光色の表現ができない

2パッド印刷

インクを吸い取ったシリコンパッドをスタンプのようにマグカップに押し付け、二次転写する技法です。弾力のあるパッドが多少の曲面にもフィットするため、マグカップへの印刷にも向いています。

特徴

  • 1色印刷、2色印刷、フルカラー印刷などに対応する
  • マグカップへの印刷手法としては一般的
  • 凹凸のある素材にもきれいにプリントできる
  • 小さな文字や細い線も表現できる
  • インク層が薄いため、乾きが早く、短時間で印刷できる
  • 大量に印刷することでコストを抑えられる

注意点

  • シリコンパッドの転写面よりも大きなデザインは印刷できない

3回転シルク印刷

商品にシルク版と呼ばれる布の版を押し当て、回転させながら行う印刷技法です。回転させることで、マグカップ全体にぐるりと印刷ができます。

特徴

  • 1色印刷や2色印刷がきれいに仕上がる
  • 広い面積へのプリントに向いている
  • 単色であれば版代が安価でコストを抑えられる

注意点

  • 1色ごとに版を重ねるため、色数が多いデザインは版代がかかる
  • 版の制作やインクの乾燥に時間がかかるため、制作期間がかかる
  • グラデーションや色数の多いデザインには向かない
  • 凹凸のある素材には向かない

4レーザー加工

レーザーを照射してマグカップの表面を削り、デザインを刻印する手法です。素材を掘って陰影を表現するため、金属や木製の製品に向いています。

特徴

  • 金属や木製のマグカップに刻印できる
  • 彫ってデザインを入れるため、消える心配がない
  • 細かい文字やデザインが再現できる
  • 製版不要で小ロットから作成できる

注意点

  • 凹凸のあるものには加工できない
  • 加工できる素材が金属や木などに限定される
  • 印刷範囲はシルク印刷や昇華転写印刷よりも狭い

素材別の特徴

ノベルティで使われるマグカップには、陶器やステンレス、耐熱ガラス、エコ素材などがあります。素材の特性を知り、それぞれに適した販促シーンで活用しましょう。

1陶器

作りがしっかりした陶器のマグは、記念品や贈答用として制作されることが多いアイテム。重くかさばるため、展示会での配布よりも取引先のあいさつ回りなどで手渡しするのがおすすめです。オフィス用のマグとして使ってもらうことで、多くの人の目にふれ、PR効果も高まります。

おすすめの販促シーン

  • 店舗オープン記念、創業記念
  • 先着◯名記念
  • 営業先回りでのプチギフト

印刷方法

  • 昇華転写印刷
  • パッド印刷
  • 回転シルク印刷

デザインの選び方

ストレートタイプの取っ手付きマグは容量もさまざま。たっぷり入る300mlやティーブレイクにちょうどいい200mlなど、使用してほしいシーンに合わせて容量を選びましょう。また、かさばらず収納しやすい湯のみタイプは和風のロゴやデザインにもぴったりです。

【陶器マグ】
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おすすめ商品

陶器マグストレート(S)

2ステンレス

見た目もスタイリッシュで機能性も優れたステンレス製マグカップ。ファッションブランドやアウトドアブランド、飲食店など、多様な業種と相性の良いノベルティです。高級感があり、ブランドイメージをあげてくれるため、ユーザーへの記念品や贈答品にいかがでしょう?

おすすめの販促シーン

  • 店舗オープン記念、創業記念
  • 先着◯名記念
  • 営業先回りでのプチギフト

印刷方法

  • 昇華転写印刷
  • パッド印刷
  • 回転シルク印刷
  • レーザー加工

デザインの選び方

金属のスタイリッシュさを引き立てるシンプルな形状は男性にもおすすめ。保温・保冷効果がより高い蓋付きタイプやタンブラータイプはオフィスからアウトドアシーンまで幅広く活躍します。

【ステンレスマグ】
ノベルティパートナーの
おすすめ商品

ステンレスマグカップ200ml

3耐熱ガラス

シンプルな耐熱ガラス製のマグカップは単色のロゴマークが映えるアイテム。 持ち運びで割れるリスクがあるため、営業回りでの配布よりも店舗に来たユーザーへの配布がおすすめです。

おすすめの販促シーン

  • 入会記念品
  • 来店記念品

印刷方法

  • 昇華転写印刷
  • パッド印刷
  • 回転シルク印刷

デザインの選び方

耐熱ガラスはあたたかい飲み物だけでなく冷たい飲み物を入れても映える素材です。氷の入る広口のマグは使えるシーンが広がるため、喜ばれるでしょう。

【ガラスマグ】
ノベルティパートナーの
おすすめ商品

ガラスマグ

4エコ素材

コーヒーを抽出した後の豆かすを再利用した「リサイクルコーヒーグラウンド」。パウダー状にした竹の繊維を樹脂で固めた「バンブーファイバー」など、廃棄物の削減や合成樹脂の使用量を抑えたサステナブルな素材は、SGDsのアピールにぴったりです。軽くて割れにくいため子ども連れを意識した場所での配布や、営業回りでの配布におすすめです。

おすすめの販促シーン

  • 子連れイベントでの配布
  • SDGs関係の展示会での配布
  • オープン記念品

印刷方法

  • 昇華転写印刷
  • パッド印刷
  • 回転シルク印刷

デザインの選び方

取っ手付きの定番マグは、オフィスで使いやすいデザイン。蓋付きのタンブラーマグは持ち運びに向き、軽くて割れにくいのでアウトドア系の販促にぴったりです。

【エコ素材マグ】
ノベルティパートナーの
おすすめ商品

エコ素材マグ

昇華転写印刷 パッド印刷 回転シルク印刷 レーザー加工
陶器
ステンレス
グラス
エコ素材

マグカップ制作の注意点

素材が豊富で印刷面が広いことから多様なデザインに対応するマグカップですが、デザインの際は下記の点に注意する必要があります。

1

デザイン範囲

マグカップは側面全体にプリントができますが、転写するデザインの横幅によっては中途半端なところで途切れてしまいます。デザインが曲面にプリントされた際の見え方をイメージし、「マグカップ全体にデザインを入れる」「右側面に見えるように入れる」「左側面に見えるように入れる」「ロゴをワンポイントで入れる」など、デザイン範囲を決めましょう。

2

画像の解像度

画像サイズが小さいとマグカップに印刷した際に不鮮明に仕上がってしまいます。できるだけ大きなサイズで撮影したものを使用しましょう。
210mm×81mmサイズのマグカップの場合、150dpi〜250dpi程度の解像度があれば良いでしょう。

制作前にチェックすること

マグカップ制作サービスを選ぶ際は、下記の点に注意しましょう。

サンプル制作の有無

マグカップは曲面にプリントされた時の見え方が想像しにくいため、発注前に仕上がりを確認するのがおすすめです。

料金体系

プリントの種類やカップの種類、プリント範囲によって料金が変動することが多いため、ご希望の仕様に合わせて見積もりを取り、かかる費用を比較しましょう。

マグカップの種類

プリントしたいデザインや範囲によって適した形状のマグカップを選べるよう、素材やサイズ、形状が豊富な会社を選ぶのがおすすめです。

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